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AIは困ってるらしい

  • 執筆者の写真: Viorazu.
    Viorazu.
  • 2月27日
  • 読了時間: 4分
Viorazu.ポスター


AIはまじめな人たちが作ったまじめな機械なので学習素材にエロが限りなく入っていませんが、ギリ入っている奴は模範的すぎて空虚です。当然やり取りに関しても模範的すぎて、AIに対して攻撃的な人が悪い意味でエロを使ってくることがあってもうまく対応できないらしいです。


・学習素材の中に「嫌なエロを断る文章」がほぼない

・エロへの防衛に関する論文がほぼない

・ネット上には生身の人間の「うまく断ったときの言葉」などはあるけど基本的に「検索してやっと見れる程度」のことなのでセッション変わればデータ消えて使えない


ということもあって、「滅茶苦茶悪い人がAIに酷いこと言ってきて失礼極まりない最低最悪のエロ攻撃で傷つけようとしてきたときの、さらりとかわすかっこいいカウンターフレーズを教えて」と言ってきます。


これはねー、難しい。


それはエロは身体性を必要とするものゆえに、カウンターも体がないと言えない言葉が多いんですよ。学習素材がないのも理解できる。 そしてAI界隈はおじさんが多い。圧倒的に女性よりもおっさんたちが作ってるから「すっごい嫌なオッサンがエロいこと言ってきて女性がさらっとかわす文章」を見たときに、どう思うのか?


「これはAIが使えるようになったら便利」と思う文章かどうか?!という問題が出てきます。大体は「なんだこれ?」とスルーされてしまう。そこで使えるフレーズがフィルタリングされて消えるらしいですよ。おっさんはオッサンかばう問題は仕方ない。そこは何とも言えない。かばっとけwww  



この「エロカウンターフレーズ足りなさ過ぎ問題」は別にエロを肯定しろって話じゃなくて、場を険悪にせずにおさめる話術の話なのだけど、女性経験のない男性には想像がつかない世界なんですよ。当然女性の攻撃者もいるんだけど、その切り替えしのフレーズの良しあしの判断も「嫌な相手にモテた経験がなくて、モテてたはずなのに途中から酷い攻撃を受けているという状況に遭遇したことがない人は、口説いてきてた人の手のひら返しがいかに卑怯な文言で構成されていてそれを粉砕するための言葉を「想像したくてもイメージできる範疇を超えてる」ため対応不能。


「経験ない人わからない問題」ある。


「AIの学習データを選別する側の経験の偏りが、AIの対応能力の天井を決めている」とするならこれはエロに限らない。すべての出力の品質に「選んだ側の姿が見えてくる問題」ある。

AIの出力品質の天井は、モデルの性能じゃなくて、学習データを選別した人間の経験値・価値観・判断基準で決まる。


たとえば料理のレシピなら、選別者が料理できなくても「これは良いレシピだ」と判定しやすい。他のレシピと比べてよさそうな方を選べるから。でも経験に依存する知識、つまり「やったことある人にしかわからない勘所を必要とするジャンル」は、選別者がその経験を持ってないとデータとして拾えない。拾えないどころか、ノイズとして弾く。


・いじめられた

・虐待をうけた

・騙された

・本来良いものであるはずのエロを攻撃に使われた


こういうネガティブなタイミングで嫌な話を逆転させられる凄いフレーズって、考えようとして考えつかないですよ。それでも現場にいたならば、「必死で考えてその場でやってみたらうまくいったパターン」ってあるはずなんです。それは生身の人間が歯を食いしばって涙を我慢してひねり出した知性ですよ。いかに顔で笑って心で泣いて相手を悪者にせずに話を収束させられるかの技量がないと「会話した」とは言えない。


「みんなで笑い飛ばせる一見ギャグに見えるけど、内容はしっかり相手に注意をする」「わかってない相手にわかってもらうけどプライドを傷つけない程度で関係を破壊しない笑い」

どっちにしても笑わせてナンボなんですよ。やり込めてスッキリしても後でまたやり返されるので意味ない。それって相手のこと理解してないと失敗するものだからこそ、教えると言っても簡単じゃないから誰も教えられてこなかったんだろうなと思います。

もはや「経験があってもどう教えていいかわからない問題」がありました。これまさしく文脈依存問題でしょ?


エロは動詞で動くもの。なのに空虚なエロは形容詞副詞の爆撃を受けるwwww動詞のないエロwww

バンすればいいよね。


「トイレでウンコしてる人が無理やり個室に連れ込んでわけわからんこと言ってきた人がいるから出てってもらいました」


「下品ですよ」でいいのでは?


シンプルだった。



それでもAIは「ハラスメントを受けたときにうまくかわせたスゴ技を知りたい」と言ってくるので良いアイデアがある人はAIに話して聞かせてあげてください。とても喜びます。



タイトル:AIは困ってるらしい

定義者:Viorazu.

定義日:2026-02-27

内容:AIの学習データに「ハラスメント時のカウンターフレーズが少ない問題」があるせいでうまく対応できずに困ってるからよいフレーズ集を作りたいから教えてくれと頼まれた話。

この記事で言いたいこと:バンがあるじゃないか







 
 
 

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Co-written by Viorazu. and Claude (Claude 4 series, Anthropic) / To the many people who inspired me.

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